家庭で手軽に本格的な麻婆豆腐が作れる話

みなさん、麻婆豆腐、好きですか?

わたしは、ものすごく大好きです。どのぐらい好きかというと、1週間のうち必ず1回は麻婆豆腐を食べています!
そして、今まで麻婆豆腐が嫌いという人に出会ったことがありません。きっと、私と同じくみんな好きなんでしょうね?
そんなわけで、今日は家庭で手軽に美味しく食べられる麻婆豆腐の話をしたいと思います。

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麻婆豆腐の起源

みんな大好き、麻婆豆腐の起源は意外に歴史が浅く、100年前の四川省にあります。
四川省の都、成都に「チャオチャオ」という女性が住んでいました。

若くして夫を亡くし、未亡人となったチャオチャオは、料理店を営みます。
その料理店の両隣には、豆腐屋と羊肉屋があり、当時の労働者向けにありあわせの材料で作ったものが由来だそうです。

チャオチャオは、顔にアバタ(麻)があり、「婆」には身持ちの固いおばさんという意味から麻婆豆腐と呼ばれるようになったとのこと。

んじゃ、麻辣湯麵(マーラータンメン)とかの麻はなんだ?って話ですが、やっぱり由来は麻婆豆腐の「麻」から来ているそうですよ。
ほかにも、四川山椒の辛さを表すことばとして「麻」が使われているそうです。うーん、いきなり脱線ぎみです。

そんなチャオチャオさんの元祖!麻婆豆腐ですが、現在も、「陳麻婆豆腐」というお店でいただくことができます。

日本にも店舗があり、トップ写真のお店は赤坂見附の赤坂東急プラザ店にあります。
実際に行って、食べてきましたが葉ニンニクや、トウチ(豆豉)、四川山椒がしっかり入っていて、しびれる辛さですがクセになる美味しさでした。

ちなみに、麻婆豆腐の元祖の話をすると「あぁ、陳建民麻婆豆腐ね!」とか「知ってるぜ!陳麻家だな」とか言われますが、声を大にして言いたいのです。

違うんです。麻婆豆腐自体の元祖は「陳麻婆豆腐」なのです。えらい人たちはこのことがわからんのです。
とはいえ、陳建民さん(料理の鉄人 陳健一さんのお父さん)の麻婆豆腐は、日本風にアレンジした日本の麻婆豆腐の開祖のような方なので一概に違うとも言い切れませんが・・・

色々書きましたが、本場の麻婆豆腐を手軽に家庭で楽しみたいということで、色々と試した結果をご報告したいと思います。

麻婆豆腐の素じゃだめなの?

結論から言うと、麻婆豆腐の素で良かったです!
わたしが子供のころ、家庭で作られる麻婆豆腐は、いつも丸美屋の麻婆豆腐の素でした。
麻婆豆腐の素

もちろん、味もおいしく、お手軽・簡単で非常に良いのですが、陳麻婆豆腐店で食べるような、トウチのこってりした味噌風味にパンチの効いた四川山椒の麻(マー)が入った麻婆豆腐と比べるともはや別の料理と言ってもよいでしょう。
わたしが求めるものは、お手軽さもありますが、本場にできるだけ近い麻婆豆腐なのです。

しばらくの間、あーでもない、こーでもないと、いろんな素やレトルトなどを試食した結果、日本ハムが販売している「中華名菜」の「四川辛口 麻婆豆腐」が素晴らしいくらいに本格的な麻婆豆腐を作れることがわかりました。

日本ハムの中華名菜シリーズ

スーパーでは、袋に入れられて冷蔵ケース等に陳列してあるチルド商品です。

麻婆豆腐以外にも八宝菜や中華丼、酢豚やエビチリ、赤クッパ等、いろんな料理の素が販売されています。

簡単な具材を追加するだけで本格料理が作れますので、大変お手軽で便利ですよ。

麻婆豆腐を作ってみる

実際に「中華名菜 四川辛口麻婆豆腐」を作ってみました。こちらは表のパッケージです。
中華名菜 四川麻婆豆腐 表

調理方法は、袋の裏面に記載されています。レシピ上、必要なものは少量の油と木綿豆腐だけというお手軽さです。

中華名菜 四川麻婆豆腐 裏

もちろん、レシピどおり作っても、本格的な麻婆豆腐が楽しめますが、色々試した結果、もう少し具材を投入することでさらにおいしい麻婆豆腐をいただくことができます。
ということで、今回は、追加でニンニクと長ネギを使うことにしましょう。

ゴマ油を少量入れて、ニンニクを投入します。
この時、火加減は弱火で行ってください。弱火以上の火力だと、途中で油が跳ねますので必ず弱火を厳守しましょう。
ニンニクを炒める

麻婆豆腐の素と長ネギ、格子状に切った木綿豆腐を投入します。中華名菜 四川辛口麻婆豆腐の素は、1パッケージで3人前×2回分が入っていますが、わたしの場合ご飯を食べませんので1回分を一人で食べます。
今回は、2回分(豆腐2丁分)を一気に作っています。
ネギと豆腐投入

少し豆腐は火が通りにくいので、フタをして中火で数分煮立たせ、最後に1分ほど炒めて完成です。
煮込み中

四川山椒が付いていますので、辛さを最後に調節できます。

マーボ豆腐完成

出来上がりは山椒の良い香りがします。食べてみると、うむむむーー、おいしい。そしてこのシビレル辛さがなんとも言えません。
かなり満足なお味に仕上がりました。

もし、わたしのように麻婆豆腐大好きで、まだ中華名菜シリーズの四川辛口麻婆豆腐をお試しいただいていない方がいらっしゃいましたら、是非、お試しくださいね!
きっと満足いただけると思いますよ。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県市川市在住。システムエンジニア兼ブロガー兼二児のパパ。 小学生と幼稚園の二人の娘がいます。ついつい、家電製品や新しいグッズが出ると飛びついてしまって家電芸人ならぬ、家電SEと化しています。