ルンバ630|充電エラー3を自分で簡単修理した話

ルンバ630

毎日、2Fのフロア全体をまんべんなく掃除してくれていたルンバがある日を境に、充電しようとすると「充電エラー3」というメッセージとともに、エラーランプが3回点滅するようになって動かなくなりました。

ルンバ630 充電エラー3

みるみる汚れていく、わが家の2F。

寝室のベッドの底まで綺麗になっていたのに、このままではホコリまみれで過ごすことになります。

「とりあえず、修理に出す前に何が原因か調べてみよう」ということで、結果的に自分で修理できたという話をまとめました。

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ルンバの充電エラー3の説明

まずは取扱説明書やルンバの公式サイトでエラーメッセージの詳細を確認です。

公式サイトでの充電エラー3の説明

充電エラー3はルンバが正しく充電されていないことを示します。アイロボットサービスセンターにお問い合わせください。

とのこと。

充電エラーなら、バッテリーが原因であることも考えられます。

しかしながら、バッテリーの劣化や接触不良の場合、充電エラー5が発生するのが一般的な模様。

どちらかというと、サービスセンターに問い合わせる方向だと基盤の故障が可能性として考えられるようです。

基盤の物理的な故障となると、ちょっとハードルが高すぎます。
お札が飛ぶシーンが頭に浮かぶ・・・・

とりあえずルンバの中を確認

中を開けてみないことには、判断が付きませんのでルンバの状態を確認してみることにします。

まずは徹底的に掃除

ホコリが原因のこともありますし、基盤の状態を見るにしてもホコリが被ると困るので、まずは掃除からです。
ルンバ630内部の掃除

ローラを外しながら、徹底的に掃除をしていきます。
髪の毛がめちゃめちゃ挟まってて、ルンバちゃんの苦労がうかがえます。

バッテリーと接触部分の確認

裏側の消耗品であるエッジクリーニングブラシと、カバーを固定するネジ4本をドライバーで外します。
ルンバ背面カバー

フタを外すと簡単に外れて、黄色いバッテリーが見つかります。
ルンバ背面カバー取り外し後

バッテリーを取り出して、ルンバ側の接触部分を見ると、うーーん?なんだか液漏れしたような跡が・・・
ルンババッテリー接触面

バッテリー側のコネクター部分を見ると、そちらにも若干液漏れしたような跡が見受けられます。
ルンバ用バッテリー

これが原因かなぁ。

基盤の状態確認

液漏れが基盤全体に及んでいるようだと、しっかりした洗浄が必要となりますのでまずは、基盤を確認してみることにします。

ルンバの上カバは上下左右の爪を外すと簡単に外れますので、カバーを外します。
続けて、本体カバーのネジがたくさんありますので、赤枠部分のネジを外していきます。

ルンバ前面カバー

ようやく白い基盤が見えてきました。
基盤に接続された操作パネル部分も4か所のネジで止まっていますので、取り外します。
ルンバ前面カバー取り外し後

基盤の表側の全体が確認できるようになりました。
ルンバ表基盤

幸いなことに、深刻な液漏れはなさそうです。
基盤を固定しているネジを外して、裏側も確認していきます。

ルンバ裏基盤
裏側もとりあえず、バッテリーの接触部分が汚れているだけで基盤本体は問題なさそう。

もしバッテリー液が基盤を汚しているようなら、基盤を洗ってしまおうと思って無水エタノールを準備していたのですが、今回は使わずに済みそうです。
無水エタノール

やすり掛け

バッテリーの接触部分をガリガリとやすりをかけて綺麗にしていきます。
接触部分のやすりかけ

少しかけるだけで、見違えるようにキレイになりました。
ルンバ基盤やすりかけ後

これで治ってくれると良いのですが・・・

暫定でのルンバの修理検証

逆の手順で、取り外したカバー類をすべて取り付けました。

バッテリーからの液漏れってことなので、ルンバ用バッテリーを取り寄せて確認すれば良いのですが、せっかく買っても他の異常で「充電エラー3」が発生していたとすると無駄になってしまいます。

少し怪しいですが、現在のバッテリーのコネクター部分もやすりで削ってとりあえず通電させてみることにします。

ルンバ修理後の通電確認

通電させてみると、エラー表示もエラーメッセージも消えて通常の充電状態になりました。

これはイケル!!イケルかも!!

互換バッテリーを購入して取り付け

Amazonで正規のルンバ用の正規バッテリーを取り寄せると9,000円とかなりお高い値段・・・

仕方が無いので、互換販売されているバッテリーを2,500円ほどで購入しました。

ルンバ互換バッテリー

取り付けて充電開始後、待つこと数時間・・・
ルンバ修理後

おおぉぉ、懐かしい緑の状態ランプが点灯しています。
[CLEAN]ボタンを押すと、元気に動き出してくれました。

よかった、よかった、これでホコリまみれ生活からおさらばです。

ルンバ630 充電エラー3修理のまとめ

わが家のルンバの場合、充電エラー3はバッテリーと本体との接触不良(バッテリー液漏れ)が原因でした。

色々と調べてみると、ジュースをこぼして基盤が汚れたといった場合でも充電エラー3は発生するようです。

このような場合は、今回の手順で基盤をとりあえずして、無水エタノールでゴシゴシ洗浄すると治るかもしれません。
(でも、もしお試しの際は、自己責任でお願いします)

取り外しもそこそこ簡単なので、充電エラー3といったエラーが出た場合でもあきらめずに、ダメ元で修理をチャレンジしてみるのも良いかもしれませんよ!!

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!!

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県市川市在住。システムエンジニア兼ブロガー兼二児のパパ。 小学生と幼稚園の二人の娘がいます。ついつい、家電製品や新しいグッズが出ると飛びついてしまって家電芸人ならぬ、家電SEと化しています。