みなさん、お風呂に入る時に持ち込んでいるものってありますか?
人によっては防水対応のスマートフォンや、ジップロックで対策したゲーム機なんて持ち込んでいる人もいますね。
わたしは何と言っても、ゆっくりお風呂の時間が取れるときは防水対応のテレビ。いわゆる「お風呂テレビ」を持ち込んでいます。
最近のお風呂テレビは、防水対策はもちろんのこと、インターネットに対応していてYoutubeなどの動画やネットサービスを利用することができます。
水滴がついた画面でも問題なくタッチパネルで操作できる優れもので、濡れた手でもWebサイトの操作も問題なくできます。
そんな「お風呂テレビ」について、2019年最新による選び方のポイントと、おすすめ5機種について比較レビューしてみました。
お風呂テレビを選ぶポイント
お風呂テレビを選ぶポイントは、大きく4つあります。
なお、大前提としてしっかりとした防水対策が行われたテレビであることを踏まえてチェックしていただけると幸いです。
- チューナー部とモニター部が分かれている製品を選ぶ
- 録画機能の有無
- ブラウザー、ネットサービス機能の有無
- ブルーレイ・DVD再生機能の有無
上記にすべて対応しているお風呂テレビは、当然ながら価格も高額になります。
上記ポイントのうち、自分のライフスタイル、使い方にあった製品を選びましょう。
それぞれのポイントの具体的な内容を以下に記載します。
チューナー部とモニター部が分かれている製品を選ぶ
お風呂テレビには、チューナーとモニターで別々に構成されている製品があります。
これは、チューナー部はテレビアンテナの端子がある部屋に設置し、チューナー部とモニターはWi-Fiで接続して映像を送信する仕組みになっています。
メリットとして、モニターだけを自由に持ち歩いて利用することができますのでお風呂やリビング、キッチンや寝室などに自由に持ち込むことができます。
また、テレビ放送の受信はテレビアンテナを通じてチューナー部で処理しますので、安定した電波が受信でき、お風呂等でも問題なく利用することができます。
お風呂テレビにチューナーと室内アンテナが内蔵された商品もありますが、こちらは全くオススメできません。
お風呂はその特性上、密閉された空間でありほとんどの場合、貧弱な室内アンテナではまず受信できないと考えてください。
お風呂での利用をお考えの際は、必ず「チューナー本体とモニターで別々に構成された製品」を選びましょう。
録画機能の有無
チューナー部分にHDDをあらかじめ内蔵している製品や、USBハードディスクを取り付けることで録画が可能になる製品がほとんどです。
お風呂に入っている間に見ていた番組が気になって、途中から録画したいと思うことはよくあります。
チューナー部にHDDを搭載しているお風呂テレビや、後からUSBハードディスクを取り付けることができるお風呂テレビを選びましょう。
ブラウザー、ネットサービス機能の有無
テレビ放送以外に、ブラウザーやYoutube、Huluなどのネットサービスアプリを搭載している製品があります。
私もブラウザーからYoutube等の動画サイトに接続して視聴したり、「小説になろう」を開いてゆっくりネット小説を見ながらお風呂に入っています。
ブラウザー機能は、ほんとにあると便利です。
お風呂以外にも、キッチンなどで利用する機会もあると思いますが、クックパッド等を開いたり、料理番組を録画して再生するといったこともできますので、予算に余裕があればブラウザー機能を搭載している製品を選ぶのが良いでしょう。
ブルーレイ・DVD再生機能の有無
チューナー部にディスクドライブを搭載しており、ブルーレイやDVDの映画を再生することができる製品もあります。
「ゆっくりお風呂で映画を楽しみたい」といった方にはオススメの機能です。
おすすめのお風呂テレビ 5機種比較・レビュー
お風呂のような密閉空間では貧弱なアンテナだと電波自体をちゃんと受信することができませんので、おすすめのポイントの中でも重要な点は「チューナー部とモニター部が独立している」という点です。
このようなお風呂テレビは、「パナソニックのビエラ」と「シャープのAQUOS」の2社のみですので、この2社に絞ってご紹介します。
パナソニック 10V型 プライベート・ビエラ UN-10E8
お風呂で利用可能なIPX6/IPX7相当の防水対策が行われているパナソニック社製の10インチ液晶テレビです。
リモコン・タッチパネルのどちらでも操作することができます。
お値段も2万円代とかなりお手頃な価格です。
製品名 | パナソニック 10V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラ UN-10E8-W 2018年モデル |
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型番 | UN-10E8 |
価格※ | 23,998円 |
防水 | IPX6/IPX7 |
録画機能 | △ |
操作 | リモコン・タッチパネル |
ブルーレイ・DVD再生 | × |
ブラウザー | × |
Youtube再生 | × |
※価格は2019/01/26時点のAmazon.co.jpでの販売価格
残念な点としては、録画機能を利用する場合、USBハードディスクを別途用意し、チューナ部に別途取り付ける必要があります。
またチューナーが1つしか搭載されていないため、裏番組を並行して録画するといったことができません。
ブラウザー機能もありませんが、お部屋ジャンプリンク(DLNA)を利用することでWi-Fiを通じてほかの部屋に設置されたディーガなどの録画機器と連携させることができます。
価格も安いですので、純粋に「お風呂でテレビを楽しみたい」という方にはピッタリの製品です。
シャープ 12V型 液晶 テレビ AQUOS 2T-C12AF
お風呂で利用可能なIPX6/IPX7相当の防水対策が行われているシャープ製の12インチ液晶テレビです。
パナソニックのエントリーモデルに比べると、少し画面サイズが大きいのが特徴です。
製品名 | シャープ 12V型 液晶 テレビ AQUOS 2T-C12AF-W 2018年モデル |
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型番 | 2T-C12AF |
価格※ | 28,152円 |
防水 | IPX6/IPX7 |
録画機能 | △ |
操作 | リモコン |
ブルーレイ・DVD再生 | × |
ブラウザー | × |
Youtube再生 | × |
※価格は2019/01/26時点のAmazon.co.jpでの販売価格
残念な点として、こちらもパナソニックのUN-10E8と同様、録画機能を利用する場合、USBハードディスクを別途用意しチューナ部に別途取り付ける必要があります。
またチューナーが1つしか搭載されていないため、裏番組を並行して録画するといったことができませんし、タッチパネルに対応しておらず操作には付属のリモコン(防水対策済み)が必要です。
ホームネットワーク機能(DLNA)でほかの部屋に設置された録画機器などと連携することができます。
画面サイズが12インチの点は良いのですが、タッチパネルや実売価格の点から考えるとパナソニックのエントリーモデル「UN-10E8」に分がありそうです。
パナソニック 10V型 プライベート・ビエラUN-10T8
ブラウザー機能と内蔵ハードディスクでの録画に対応したパナソニック製の10インチ液晶テレビです。
IPX6/IPX7相当の防水対策で、お風呂でもバッチリ使えます。
リモコンは別売りとなりますが、タッチパネルですべて操作できますので気にしなくても良いでしょう。
500GBのハードディスクをチューナー部に内蔵しており、ブラウザー機能も利用できます。
専用のインターネットサービスアプリはありませんが、ブラウザーからYoutubeのサイトを開くことでYotube動画も楽しめます。
お風呂以外の様々な場所で活躍できる製品です。
製品名 | パナソニック 10V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラUN-10T8-K 2018年モデル |
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型番 | UN-10T8 |
価格※ | 39,341円 |
防水 | IPX6/IPX7 |
録画機能 | ○(500GB) |
操作 | タッチパネル (リモコン別売り) |
ブルーレイ・DVD再生 | × |
ブラウザー | ○ |
Youtube再生 | ○(ブラウザーより) |
※価格は2019/01/26時点のAmazon.co.jpでの販売価格
残念な点としては、価格が4万円弱という点です。
しかしながら、500GBのHDDを搭載しており、ダブルチューナーにより表の番組を見ながら、裏番組を録画といった使い方や追っかけ再生等、必要な機能が十分搭載されていますので、お値段以上の価値はあります。
シャープ 12V型 AQUOS 2T-C12AP-B
ブラウザー機能と内蔵ハードディスクでの録画に対応したシャープ製の12インチ液晶テレビです。
パナソニック製の録画、ブラウザーに対応したお風呂テレビ「UN-10T8」とほぼ同様の機能を搭載しており、内蔵500GB HDDによる録画やブラウザーによるWebサイトの閲覧や、Youtubeの動画再生ができます。
ダブルチューナーで裏番組の録画も可能です。
ソフトウェアをアップデートすることで、追っかけ再生にも対応しています。
製品名 | シャープ 12V型 液晶 テレビ AQUOS 2T-C12AP-B 2018年モデル |
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型番 | 2T-C12AP |
価格※ | 36,790円 |
防水 | |
録画機能 | ○(500GB) |
操作 | タッチパネル (リモコン別売り) |
ブルーレイ・DVD再生 | × |
ブラウザー | ○ |
Youtube再生 | ○(ブラウザーより) |
※価格は2019/01/26時点のAmazon.co.jpでの販売価格
リモコンが別売りですが、モニター側のタッチパネルですべて操作できます。
なんといっても魅力的なのか、実売価格が3万7千円を切っているという点です。
お風呂テレビとして必要な機能を十分に搭載しており非常にコストパフォーマンスの良い製品と言えます。
パナソニック 15V型 プライベート・ビエラ UN-15TD8
500GBの内蔵ハードディスクによる録画やブラウザー機能はもちろんのこと、ブルーレイ・DVDの再生や動画サービスの専用アプリにまで対応したパナソニック製の15インチ液晶テレビです。
チューナー部にブルーレイ・DVDドライブを搭載しており、ディスクを挿入することでモニター側で再生やチャプター選択などを行うことができます。
また、Youtube、DAZN、dTV、huluなどの専用アプリを備えており、お風呂に入りながらゆったりと動画サービスを利用することができます。
製品名 | パナソニック 15V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラ UN-15TD8-K 2018年モデル |
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型番 | UN-15TD8 |
価格※ | 55,686円 |
防水 | IPX6/IPX7 |
録画機能 | ○(500GB) |
操作 | タッチパネル (リモコン別売り) |
ブルーレイ・DVD再生 | ○ |
ブラウザー | ○ |
Youtube再生 | ○(アプリ) |
※価格は2019/01/26時点のAmazon.co.jpでの販売価格
残念な点としては、価格が5万円を超えている点です。
しかしながら、あらゆる用途に対応でき、15インチの大画面というところを考えるとコストパフォーマンスとしてはそこまで悪くない製品だと思います。
「ブルーレイやDVDの映画をじっくり楽しみたい。」、「お風呂に入りながらDAZNでスポーツ観戦したい」といった方におすすめです。
当サイトがおすすめするお風呂テレビ
ずばりシャープ製のお風呂テレビ「2T-C12AP」です。
500GBのハードディスクを内蔵しており録画再生が行えます。
また、ブラウザーを利用することでYoutubeなどの動画サービスを利用することができます。
そして何と言っても、これらの機能を利用できながら、3万7千円を下回る実売価格が大変魅力的です。
コストパフォーマンスに非常に優れており、お風呂だけでなくリビングや寝室、キッチンなどに気軽に持ち運んで利用できますので、声を大にしておすすめできる商品です。
参考までに当記事でご紹介したお風呂テレビの比較表を掲載します。
製品名 | パナソニック 10V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラ UN-10E8-W 2018年モデル | シャープ 12V型 液晶 テレビ AQUOS 2T-C12AF-W 2018年モデル | パナソニック 10V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラUN-10T8-K 2018年モデル | シャープ 12V型 液晶 テレビ AQUOS 2T-C12AP-B 2018年モデル | パナソニック 15V型 液晶 テレビ プライベート・ビエラ UN-15TD8-K 2018年モデル |
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製品写真 | |||||
型番 | UN-10E8 | 2T-C12AF | UN-10T8 | 2T-C12AP | UN-15TD8 |
価格※ | 24,330円 | 28,152円 | 39,341円 | 36,790円 | 55,640円 |
防水 | IPX6/IPX7 | IPX6/IPX7 | IPX6/IPX7 | IPX6/IPX7 | IPX6/IPX7 |
録画機能 | △ | △ | ○(500GB) | ○(500GB) | ○(500GB) |
操作 | リモコン・タッチパネル | リモコン | タッチパネル (リモコン別売り) |
タッチパネル (リモコン別売り) |
タッチパネル (リモコン別売り) |
ブルーレイ・DVD再生 | × | × | × | × | ○ |
ブラウザー | × | × | ○ | ○ | ○ |
Youtube再生 | × | × | ○(ブラウザーより) | ○(ブラウザーより) | ○ |
※価格は2019/01/26時点のAmazon.co.jpでの販売価格
お風呂テレビ利用時の注意点
冒頭でも書きましたが、当記事でご紹介したお風呂テレビは、チューナー部とモニター部が独立しており、Wi-Fiで映像を送信します。
このため、お風呂でWi-Fiの電波強度が弱いと正常に再生できない可能性があります。
私の場合、ちょっとWi-Fiの電波が弱いと感じましたので、有線LANケーブルを伸ばして、無線LANルーターの位置を調整することで対応しました。
もしご利用の際にWi-Fiの信号が弱いようであればハイパワーの無線LANルーターに切り替えるか、Wi-Fi中継器を利用することをご検討ください。
2019年最新 おすすめお風呂テレビのまとめ
お風呂テレビは、どの製品もモニター部分がバッテリー駆動で動作しますので、充電して利用することになります。
大体1回の充電で3時間は連続利用できますので、家族全員でお風呂に代わる代わる持ち込んで利用しても十分使えます。
リラックス効果のある映像や動画を再生しつつ、ゆったりお風呂に入ると体も心もポカポカ温まってしっかりリフレッシュできますのでおすすめです。
なお、この記事ではお風呂テレビとして書きましたが、ご紹介した製品は防水対応の液晶テレビです。
お風呂はもちろんのこと、キッチンといった水を扱う場所での利用にも適しています。
ブラウザー機能対応テレビであれば、クックパッドや料理サイトのレシピを表示したり、料理動画を再生するといった使い方も便利です。
すこし汚れてしまった場合でも、薄めた中性洗剤で洗えますのでお手入れも簡単です。
小さなお子さんが複数いるご家庭では、テレビのチャンネル争いなんかもあると思いますが、こんな時もすぐに持ってきて見ることができます。
お風呂での利用はもちろん大活躍ですが、そのほかの場面でも1台あるといろいろと活躍してくれますので大変オススメできる製品です。
是非とも、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!!