もうすぐ10年目になるわが家のホンダのFIT(フィット)ですが、先日、妻が駅に迎えに行った際、タクシーの運転手さんから「左のブレーキランプが切れてるよ」と教えて貰ったそうです。
ディーラーに持っていくとそろそろ買い替えを勧められそうなので、今回は自分でFIT(フィット)のブレーキランプを交換してみました。
目次
ブレーキランプが切れたまま走行するとどうなるか
ブレーキランプに限らず、ヘッドライト・ウインカー・テールランプ等、車のランプ切れには罰則があります。
ランプが切れたまま走行すると、道路交通法の第六十三条の違反により「整備不良尾灯等違反」として止められる場合があります。
ブレーキランプが切れていた場合の点数と反則金は以下の通りです。
車両 | 交通違反点数 | 反則金 |
---|---|---|
大型車 | 1点 | 9,000円 |
普通車 | 1点 | 7,000円 |
二輪車 | 1点 | 6,000円 |
原付・小型特殊 | 1点 | 5,000円 |
ただでさえ修理にお金がかかるのに、さらに7,000円といった反則金がとられることになります。
また、後続車などにブレーキをかける合図をするために光るものですので、最悪の場合、追突事故を引き起こす可能性もあります。
これは、早急な修理が必要です。
フィットのブレーキランプを交換する
ということで、ブレーキランプを交換します。
現在の状態ですが、以下の通り左側のブレーキランプが切れていることが分かります。
FIT(フィット)向けのブレーキランプを購入する
まずは、交換部品となるブレーキランプを入手する必要があります。
PIAA(ピア)から、各車種向けのランプが発売されていますので、「PIAA 補修用バルブ 車種別適用表」を見ながら規格を調べます。
車種別適用表によると、「T20ダブル 12V 21/5W」が対応する規格のようです。
この電球は、ダブルの名前の通り、ブレーキランプとテールランプが一緒になったタイプのものです。
PIAA社での製品は、「HR11 [ストップ/テールランプT20 12V 21/5W]」でした。
ホームセンターを探しましたが、残念ながら品切れの模様です。
Amazonや楽天などのネットショップでも購入できますので、今回はネットで取り寄せました。
FIT(フィット)のブレーキランプを取り外す
それでは、いよいよブレーキランプの交換です。
まずはブレーキランプのソケットを取り出します。
ソケットは、トランクの左右から取り出すことができます。
今回は、トランク内の左側のカバーをマイナスドライバーを差し込んで外します。
カバーを外すと、3つの電球ソケットが見えます。
今回は、リア・ブレーキランプですので内側(左側)のソケットを外します。
ソケットは、指でつまんで反時計回りに回すと外れます。
なかなか力がいる場合がありますので、滑り止めのついた手袋を使用すると良いでしょう。
ソケットを取り外したところです。
ブレーキランプが黒くなっているのが分かります。
さすがに10年間使っていましたので、劣化しても仕方が無いですよね。
ブレーキランプは、ソケットから引っ張るだけで簡単に外れます。
FIT(フィット)に新しいブレーキランプを取り付けて確認
次はFIT(フィット)に新しいブレーキランプを取り付けます。
こちらも外す場合と同様に、グッと差し込んではめるだけです。
しっかり取り付けできたら、フィットのエンジンをかけてブレーキを踏んで実際にランプが点灯するか確認しましょう。
問題なく点灯できているようです。
よかったよかった。
ブレーキランプのソケットをもとの場所に取り付ける
今度は、取り外しとは逆の作業として、ソケットを元の場所に取り付けます。
ソケットを差し込んで、時計回りにまわすと固定されます。
私はこの作業がなかなかうまくいかなくて、苦労しました。
元の状態に戻せるように、取り外す前のソケットの状態を写真に収めておくと良いかもしれません。
FIT(フィット)のブレーキランプ最終確認
全ての作業が完了したら、いよいよ最終確認です。
ブレーキを踏んでもらって、点灯するかどうか確認します。
バッチリ!!、ブレーキに合わせてランプが点灯します。
これで、反則金7,000円に怯える日々からおさらばです。
FIT(フィット)のブレーキランプ交換まとめ
記事を読んでいるだけだと、意外と簡単に思われるかもしれませんが、ソケットの取り外しと取り付けに結構時間がかかりました。
(わたしが不器用なだけという話ですが)
電球自体は、1玉当たり200円もしませんので修理工場やカーショップにもっていってもそこまで費用はかならないと思います。
(ディーラーで1,500円、ガソリンスタンドやカーショップで1,000円程度)
とはいえ、修理工場にもっていく途中で警察に止められたり追突されるのも嫌ですので、みなさんも機会があれば自分での交換をお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!!